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わがまち地域福祉活動

地域生活支援会議

市町村社協名
都城市社会福祉協議会
実施主体
山之口地区社会福祉協議会

事業・活動のきっかけ、取り組み


緊急搬送直後の部屋の様子。生活環境の維持管理が出来ない状態での生活だった。

 山之口地区内に住む住民から民生委員に「動けない」と連絡があり、社協山之口支所の地域福祉担当と訪問。体調が悪く、翌日行政・包括支援センターを含め再訪問すると意識が混濁状態にあり、その場の関係者で病院に緊急搬送、即入院となった。

 退院後の在宅生活を支える支援会議として、地区社協を中心に行政・地域包括支援センター・民生委員・社協とで支援会議を行った。

関わっている人たち

 山之口地区社会福祉協議会・行政地域福祉担当課・地域包括支援センター・担当民生委員・都城市社協山之口支所

活動の内容・ポイント

 「支援を要する方に関するケース会議」として地区社協による地域住民の視点を交えながら、個人個人の議論・相談ではなく、相談支援機関の総意として支援の方向性を定め、本人のありたい姿を尊重しながら支援メニューを提言していく会議として進めていった。

 支援できる家族がおらず、飲酒等による体調不良と近隣との不仲・福祉サービス拒否・借金返済等、多重の問題を抱えたケースであった。

 この協議のみで支援の答えを出すものではないということを前提に、必要な情報を先ずは共有することから始めた。各自が持っている情報と状況変化による複数の仮定条件に基づき、支援メニューを協議した。ポイント・留意点として、支援を押し付ける形にならないよう、本人の今後の生活に対する希望を尊重した協議となるよう努めた。

 会議ではそれぞれの立場から支援メニューを提示し、関連付け・まとめ作業を行った。退院後の在宅生活支援を「声かけ・傾聴」「地域の支援者」「制度利用」の柱に分け、それに関わる社会資源を確認し、全体的なマネジメント役を明確にした。連携体制やそれぞれの立場的限界も共有し、支援における役割分担を確認した。以上をもって、本人へのアウトリーチを開始した。

課題と展望

 アウトリーチの結果、本人は体調回復後は「農業を再開し以前の生活水準まで立ち直りたい」という希望に沿って、栄養管理・安否確認のための配食サービス利用が始まり、併せて近隣住民も含めた相談・傾聴のための訪問を随時行った。

 展望と課題として、本人のアルコールに対する考え方が変わらない限り同様の問題を繰り返すことが挙げられる。ただ、これまでの態度を改め「近隣・他者に対する感謝の気持ち」を取り戻したことで、支援拒否が無くなった事や自発的な相談が出来る環境が整ったため、孤独死等の可能性が大幅に抑えられた事は成果の一つである。

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