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地域福祉コーディネーターについて

事業名

精神障害者への居場所づくりと精神疾患や精神障害者への正しい理解促進事業

地域の特徴と福祉課題

新富町(しんとみちょう)は、宮崎県の中部沿岸地帯に位置し、人口17,800人余りの町です。

新富町の平成23年度調査で、身体障害・知的障害・精神障害を合わせると、1,227人のかたが手帳を持っておられます。精神障害では、精神障害者保健福祉手帳は109人、精神通院医療受給者は249人となっています。県民の約40人に一人が何らかの精神疾患に罹患していると推計されていることをみれば実数はまだ多いと思われます。

精神疾患はこころの病・見えない病であり、発症しても医療にかからず、人にも知られたくないと本人ひとり(家族も含めて)で抱え込んでしまいがちです。そのため、長期化・重症化につながります。また、精神障害や精神障害者に対しての理解が不十分で誤解や偏見もあります。

新富町では、地域活動支援センター1型を町内事業者に委託し相談支援事業を拡充するなど他の障害のかたも含め精神障害のあるかたやその家族などの支援強化を進めています。

事業の目的

精神障害のあるかたへの日中の居場所や気軽に悩み相談が出来る場所を作るとともに、精神疾患や精神障害者の正しい理解の促進や地域住民との交流の場を作る。

事業内容

  1. 憩いの場(フラワーガーデン)づくり
  2. 正しい理解の促進やネットワークづくり
    ・誰でもがいつでも行ける場所づくり、また気軽に悩み相談や仲間との話しが出来る環境づくりに取り組みました。
    ・フラワーガーデンづくりでは、地域住民ボランティアとの協同作業により、自然なふれあいや出会いを図り相互理解を促しました。期間中(10月24日〜11月10日〈実動14日間〉)、ボランティアのかたや障害のあるかたなど通算232人の参加を得ました。
    ・フラワーガーデンオープンイベントでは、新富町長、ボランティアのかた、地域の方々など120名の参加があり、交流を図りました。

モデル事業推進体制

  • 地域福祉コーディネーターが中心になり計画を作成し推進しました。
  • 園芸福祉士はフラワーガーデンの設計、人員配置、整地・耕作・植えつけ手順及び必要な用具・花々・樹木・肥料等々を調達・準備し、円滑に作業が出来るようリードしました。
  • 作業は2〜3班に別れて実施しました。

地域福祉コーディネーターの担う役割

  • 2年前の3・11のような大震災が突然発生したら、ある日急に怪我や病気に見舞われたら、助けてもらえるのはすぐ側にいる人です。いくら親しい人でも遠方では助けてもらえません。このことを考えると、常々近くにいる人同士が交流を深め相互理解をする事が大切であり、関係機関・関係団体というだけでなく、「個人と個人の繋がりを強くしていく近隣での関係づくり」を推進するのが地域福祉コーディネーターの担う役割の一つと考えます。
  • この事業では、地元を中心に今までにも協力をいただいていたボランティア団体・個人をはじめ、関わりの無かった団体など多数にPRを行いました。また、新富町の回覧板にも載せていただいたことで、地域の個人からの参加が得られ新たなつながりが広がりました。

事業実施による効果

  • 荒れた中庭がフラワーガーデンとして整備され、その後も関心を持たれている。
  • 町内外から、初めてのボランティア参加も多数あった。
  • 障害者のコミュニケーションに不安があるかたが、共同作業の中でボランティアのかたと自然な言葉かけが出来たことで知らない人とも話しが出来る可能性が広がった。
  • 花植えなどの作業を介して、お互いに名前を憶えて会話も自然に出来るようになった。
  • 事業を通じて出会ったことにより、地域の中でも挨拶をするなどの関わりが始まった。
  • 地域やボランティアのかたが、障害のあるかたも普通に動きそれぞれに能力があることを認識された。
  • 人と人との繋がりを深め、病気や障害に対する正しい理解や交流などの推進ができた。

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