▼小テキストサイズ大▲
新着情報 セミナー・イベント情報 助成金情報 福祉の仕事 社協の事業からご紹介 会員募集 法人情報

 

ホーム福祉の仕事ビジネスマナー特集>言葉づかい

ビジネスマナー特集:ビジネスマナーの基本−言葉づかい

礼儀正しい言葉づかいが、社会人の基本

改まった場面、仕事の場面では、それなりの言葉を使わなければ信用が得られません。それなりの言葉が、敬語であり、接遇用語といわれるものなのです。
敬語は必要だけれども、使うには難しいと感じている人が多いようですが、敬語は相手や周りの人と自分の間の関係を表現するもので、人間関係を築いていくためには不可欠な働きを持つ言葉です。
接遇用語を使うことで、相手から一人前の社会人と認められ、あなたの行動に対しても信憑性が増していくのです。
敬語は、あなたのグレードを上げる道具です。しっかり使っていきましょう。

1 積極的に使いたい接遇用語

×普通の言い方 ○接遇用語
同伴者→ お連れの方、お連れ様
老人→ ご年配の方
今日、きのう、あした→ 本日、さくじつ、みょうにち
あります→ ございます
します→ いたします
そうです→ さようでございます
知りません→ 存じません
ありません→ ございません
できません→ いたしかねます
わかりません→ わかりかねます
言えません→ 申しかねます
どうでしょうか→ いかがでしょうか
〜もらえませんか→ 〜いただけませんか
〜で、いいですか→ 〜で、よろしいでしょうか
忙しいので→ 手が離せませんので
言っておきます→ 申し伝えます
誰ですか→ どちら様でいらっしゃいますか
今、持って行きます→ ただ今、お持ちいたします
後で行きます→ 後ほど参ります
見ましたか→ ご覧いただけましたか
いません→ 席を外しております、出かけております
ご苦労様→ お疲れ様です

2 状況に合わせた敬語を

1.尊敬語 「いらっしゃる・おっしゃる」型
相手側または第三者の行為・ものごと・状態などについて、その人物を立てて述べるもの。
2.謙譲語1 「伺う・申し上げる」型
自分側から、相手側または第三者に向かう行為・ものごとなどについて、その向かう先の人物を立てて述べるもの。
3.謙譲語2 「参る・申す」型
自分側の行為・ものごとなどを、話や文章の相手に対して丁寧に述べるもの。
4.丁寧語 「です・ます」型
相手に対して丁寧に述べるもの。
5.美化語 「お酒・お料理」型
ものごとを、美化して述べるもの。
  丁寧語 尊敬語 謙譲語
するしますなさるいたす
見る見ますご覧になる拝見する
言う言いますおっしゃる申す
聞く聞きますお耳にはいる伺う・承る
食べる食べます召し上がるいただく
いるいますいらっしゃるおる
行く行きますいらっしゃる参る
見る→尊敬語あなたが 絵を ご覧になります
謙譲語私が 絵を 拝見します
言う→尊敬語あなたが お名前を おっしゃいます
謙譲語私が 名前を 申します

3 クッション言葉を添えて

【何か依頼するときや、意に添えない場合の上手な言い回し】

  • 申し訳ございませんが、
  • 恐れ入りますが、
  • 失礼ですが、
  • あいにくですが、
  • 恐縮ですが、
  • お手数ですが、
  • ご足労をおかけしますが、
  • ご存じでしょうが、
  • ご面倒ですが、
  • お差し支えなければ、
  • よろしければ、
  • 早速ですが、
  • せっかくですが、
  • 残念ですが、
  • 心苦しいのですが、
  • ご迷惑をおかけしますが、
  • 念のためですが、

4 あいまいな表現や若者言葉は、使わない

  • 一応、聞いてきます。
  • こちらのボタンを押すじゃないですか、そうすると〜
  • 全然、大丈夫です。
  • 山田のほうは、出かけております。
  • 自分的には、こちらがよろしいかと思います。
  • こちらで、よろしかったでしょうか。
  • お飲物とか、いかがですか。
  • こちらが、食堂になります

チェック!

  • 目上の人には、敬語で話していますか。
  • 改まった場面、仕事の場面では、敬語で話していますか。
  • クッション言葉を、会話の中に取り入れていますか。
  • 自分が使った言葉を、後から立ち止まって良かったかどうか考える習慣がありますか。
  • 言葉を略したり、若者言葉を使って会話をしていませんか。

<言葉づかいのポイント>

  1. 会話は、「です、ます」が基本。
  2. クッション言葉をプラス。
  3. 言葉づかいは、心づかい

ホーム福祉の仕事ビジネスマナー特集>言葉づかい

copyright Miyazaki Council of Social Welfare. All right reserved.