改まった場面、仕事の場面では、それなりの言葉を使わなければ信用が得られません。それなりの言葉が、敬語であり、接遇用語といわれるものなのです。
敬語は必要だけれども、使うには難しいと感じている人が多いようですが、敬語は相手や周りの人と自分の間の関係を表現するもので、人間関係を築いていくためには不可欠な働きを持つ言葉です。
接遇用語を使うことで、相手から一人前の社会人と認められ、あなたの行動に対しても信憑性が増していくのです。
敬語は、あなたのグレードを上げる道具です。しっかり使っていきましょう。
×普通の言い方 | ○接遇用語 |
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同伴者 | → お連れの方、お連れ様 |
老人 | → ご年配の方 |
今日、きのう、あした | → 本日、さくじつ、みょうにち |
あります | → ございます |
します | → いたします |
そうです | → さようでございます |
知りません | → 存じません |
ありません | → ございません |
できません | → いたしかねます |
わかりません | → わかりかねます |
言えません | → 申しかねます |
どうでしょうか | → いかがでしょうか |
〜もらえませんか | → 〜いただけませんか |
〜で、いいですか | → 〜で、よろしいでしょうか |
忙しいので | → 手が離せませんので |
言っておきます | → 申し伝えます |
誰ですか | → どちら様でいらっしゃいますか |
今、持って行きます | → ただ今、お持ちいたします |
後で行きます | → 後ほど参ります |
見ましたか | → ご覧いただけましたか |
いません | → 席を外しております、出かけております |
ご苦労様 | → お疲れ様です |
1.尊敬語 | 「いらっしゃる・おっしゃる」型 相手側または第三者の行為・ものごと・状態などについて、その人物を立てて述べるもの。 |
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2.謙譲語1 | 「伺う・申し上げる」型 自分側から、相手側または第三者に向かう行為・ものごとなどについて、その向かう先の人物を立てて述べるもの。 |
3.謙譲語2 | 「参る・申す」型 自分側の行為・ものごとなどを、話や文章の相手に対して丁寧に述べるもの。 |
4.丁寧語 | 「です・ます」型 相手に対して丁寧に述べるもの。 |
5.美化語 | 「お酒・お料理」型 ものごとを、美化して述べるもの。 |
丁寧語 | 尊敬語 | 謙譲語 | |
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する | します | なさる | いたす |
見る | 見ます | ご覧になる | 拝見する |
言う | 言います | おっしゃる | 申す |
聞く | 聞きます | お耳にはいる | 伺う・承る |
食べる | 食べます | 召し上がる | いただく |
いる | います | いらっしゃる | おる |
行く | 行きます | いらっしゃる | 参る |
見る→ | 尊敬語 | あなたが 絵を ご覧になります |
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謙譲語 | 私が 絵を 拝見します | |
言う→ | 尊敬語 | あなたが お名前を おっしゃいます |
謙譲語 | 私が 名前を 申します |
【何か依頼するときや、意に添えない場合の上手な言い回し】
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