ホーム>福祉の仕事>ビジネスマナー特集>来客応対と訪問のマナー
ビジネスマナー特集:接遇マナー−来客応対と訪問のマナー
出会いを大切にする気持ちが接遇力
職場には、いろいろな方(全てお客様)が訪ねてきます。
その方々が、最初に頼りにするのは、受付の職員です。受付は「施設の顔」であり、真っ先に接する人の応対が、組織全体の印象につながることを、常に意識する必要があります。
「施設の顔」として、満足の得られるような応対を心がけましょう。
また、施設を一歩出たら、施設の代表者です。
あなたの接し方が、施設の印象と信用を決定づけてしまうことを忘れてはなりません。
代表者として恥ずかしくないマナーを身につけましょう。
1 来客応対の流れ
- 受付…明るく親切に
- 取り次ぎ…正確に
- 案内…不安にさせない
- お茶の接待…心を込めて
- お見送り…最後まで
2 受付・取り次ぎの注意点

- 1.お客様より先に挨拶し、声をかける。
- 作業中でも一旦手を止めて、身体をお客様のほうに向けて立ち上がります。
笑顔で、挨拶とお辞儀をします。
「おはようございます」、「こんにちは」
- 2.お客様の名前や用件を確認する。
- 必ず、お名前を確認してから、取り次ぎをしましょう。
名前を聞くときは、
「失礼でございますが、お名前をお教え願えますか」
用件を聞くときは、
「恐れ入りますが、どのようなご用件でしょうか」
- 3.取り次ぐ相手に連絡をとる、または、ご案内する。
- 取り次ぎに時間がかかるときは、イスを勧めます。
案内は、不安にさせないように行き先を伝え、お客様の2、3歩斜め前を歩きます。
「○○に、ご案内いたします。こちらにどうぞ」
3 訪問時の注意点
- 1.アポイントメントをとって訪問する。
- 事前に電話をかけて、先方の都合を確認したうえで、訪問しましょう。
- 2.必要な資料や書類を準備する。
- 訪問先の下調べを済ませ、必要書類を忘れないように準備します。
- 3.時間厳守
- 少し前には、相手先に着くようにします。
- 4.受付、または玄関先で、きちんと名のる。
- 明るくハキハキと名のり、場合によっては身分証明書をきちんと提示します。
- 5.応接室では、指定されたイスにかけて待つ。
- 相手が見えたら、すぐに立ち上がって挨拶をしましょう。
名刺を出されたら、「頂戴いたします」と両手で丁寧に受け取り、「○○様、よろしくお願いいたします」と、相手の名前を声に出して確認します。
相手の指示でイスにかけましょう。
お茶が出されたら、「どうぞ」とすすめられてから「いただきます」と言って飲みます。
- 6.帰りの挨拶は、立ち上がって丁寧に。
- 用件が終了したら、訪問者側から立ち上がって挨拶し、失礼します。
受付にも、きちんと挨拶をしましょう。


ホーム>福祉の仕事>ビジネスマナー特集>来客応対と訪問のマナー