社会福祉主事

　社会福祉主事は、地域で福祉サービスを必要としている人の相談に応じ、生活保護の適用や福祉施設の入所手続きなど、利用者の自立した生活を援助する仕事に携わります。社会福祉主事は本来、都道府県・市などの福祉事務所に社会福祉主事として任用される際に要求される資格（任用資格）ですが、社会福祉施設の施設長や生活相談員、社会福祉協議会の福祉活動専門員など一部の職種の任用基準としても規定されています。

資格取得方法

以下の(1)〜(5)のような資格取得方法があります。
(1) 大学等において厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する34科目のうち3科目以上を修めて卒業
(2) 厚生労働大臣の指定する養成機関（大学・短大・専門学校など）または現職者向けの講習会の課程を修了
(3) 社会福祉士
(4) 厚生労働大臣が指定する社会福祉事業従事者試験（※現在のところ実施されていません）に合格
(5) (1)〜(4)と同等以上の能力を有すると厚生労働省令で定める者（精神保健福祉士等）