宮崎県老人福祉サービス協議会
1 会長挨拶
宮崎県老人福祉サービス協議会 会長 川越 淳
令和元年5月から宮崎県老人福祉サービス協議会会長を務めております川越と申します。どうぞよろしくお願い致します。
宮崎県老人福祉サービス協議会(老サ協)は、主として社会福祉法人及び地方公共団体が経営する特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、ケアハウス、通所介護事業所、訪問介護事業所、そして居宅介護支援事業所が会員となっている団体で、現在約400近くの会員が所属しています。県内を大きく県北・県央・県南の3つのブロックに分けて、ブロックごとに活動すると同時に、様々な課題に対応した各種委員会を設けて、地域横断的、種別横断的に共通の課題の解決に向けて取り組んでいます。
高齢者を取り巻く環境は年々厳しさを増し、高齢者福祉に携わる私たちの活動も様々な困難に直面しています。とりわけ、少子高齢化の問題があります。少子化と高齢化が同時に進行し、高齢者一人当たりの、サポートする現役世代の割合が加速度的に減少しています。日本は世界有数の長寿国となり、それは喜ばしいことなのですが、一方で、支援や介護を必要とする高齢者ケアを誰がどう提供していくかという問題も深刻化しています。
そうした問題は社会全体の問題であり、個々の施設や事業所で解決できるものではありません。そのために老サ協では、会員相互の情報交換や研究・研修を行って専門性を高めていくと同時に、他の関係機関や自治体、そして国に対して現場の実情を伝え、提言を行うことで、より実情に即した、より実効性のある施策が実現するよう働きかけています。
現在、介護の関連業界は一大産業となり、介護ロボット、ICT、介護用品、福祉機器、介護食など、日に日にイノベーションが進んでいます。そうした日本の介護の周辺産業と介護保険制度、そして介護技術が海外に"KAIGO"というパッケージとして輸出される日も遠くない将来に来るでしょう。私たちは介護をコストとしてのみ捉えがちですが、そうした広がりのある、常にイノベーションが行われている成長分野として捉え、来るべき将来を見据えて環境整備、人材育成等をして行かなければならないと思います。老サ協もその責任の一端を担っています。すべての関係者、関係機関の皆様とのご協力のもと、その責任を果たして参りたいと存じます。
2 活動方針
近年、高齢化や人口減少、更には、地域におけるつながりの希薄化等、社会構造や人々の暮らしが様々に変化する中で、いわゆる団塊の世代が75歳以上になり、医療費など社会保障費の急増が懸念される2025年や65歳以上の高齢者世帯の内、4割を超える世帯が単身世帯となることが予想されている2040年等を見据え、「地域共生社会」の実現を目標とした地域づくりや包括的な支援体制の構築への取組みが推進されている。
また、他の分野と同じく高齢者福祉分野における人材不足が深刻化しており、外国人労働者受入れへの対応や人材確保に向けた取組等がより一層求められるとともに、社会福祉連携推進法人の検討や働き方改革等、社会福祉法人に課せられている課題と期待は大きなものとなっている。
さらに、令和3年度は、感染症や災害への対応力強化や自立支援・重度化防止の取組の強化等の基本的な考え方の下で介護報酬改定が行われ、その対応や影響についても検証していくことが必要となる。
このような状況を踏まえ、本協議会においては、新型コロナウイルス感染症の動向を注視しながら対応するとともに、①老人福祉・介護保険事業の経営の質の向上、②情報収集・提供・提言機能の強化、③老人福祉・介護の質と専門性の向上、④老人福祉施設事業の推進、⑤在宅福祉事業の推進、⑥関係機関・団体との連携、を事業推進課題と捉え、事業を推進する。
3 事業計画・予算・事業報告・決算
● 令和2年度事業報告書.pdf ・令和2年度資金収支計算書.pdf
● 令和3年度事業計画書.pdf ・令和3年度資金収支予算書.pdf
4 組織図
こちらをクリックしてください ⇒ 宮崎県老サ協組織図(令和3年4月1日現在)
5 役員・部会員・委員会委員
・ 役員名簿.pdf
6 会員一覧
・ 会員名簿.pdf
7 会則・規程等
8 事業紹介
「第7回介護フォトコンテストinみやざき」(令和3年度)
👑最優秀賞👑(1作品)
【施設・事業所名】特別養護老人ホームゴールデンレイク
【 作品タイトル 】 『あ~あ』
【 コメント 】
お料理レクリエーションでお好み焼きを作った時の写真です。
上手にひっくり返す場面を撮るはずだったのですが・・・
★優秀賞★(3作品)
【施設・事業所名】特別養護老人ホーム百済の園
【 作品タイトル 】『102才からの祝福充電中』
【 コメント 】
お腹をなでながら「あッ動いたね」「おめでとう」など、二人で楽しそうに会話しており、微笑ましくってとても癒された瞬間でした。
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【施設・事業所名】特別養護老人ホーム裕生園
【 作品タイトル 】『ガラス越しでも伝わる愛情 【ひいばあちゃん、百三歳おめでとう!】』
【 コメント 】
百三歳のお祝いに孫、ひ孫が駆け付けました。
コロナのためガラス越しの面会でしたが、お祝いの気持ちは十分に伝わりました。
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【施設・事業所】宮崎南デイサービスセンター
【作品タイトル】『いつでもいっしょ』
【 コメント 】
今まで喧嘩もした事なく、どこに行くのも一緒。
いつもでたってもアツアツなお2人です。
コロナ禍で外出が中々出来ない中施設敷地内にある桜の下で撮った1枚です。
✤奨励賞✤(2作品)
【施設・事業所】特別養護老人ホーム立縫の里
【作品タイトル】『今年は何発あがっとね?』
【 コメント 】
ドーンドーン!と大きな音が鳴り響き、利用者は空を見上げています。
夏の風物詩を感じてもらうために、夕涼み会を開催しました。
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【施設・事業所】特別養護老人ホームわにつか荘
【作品タイトル】『101回目の秋』
【 コメント 】
コロナウイルスで世界中が変わっていく中、100歳になっても、変わらない姿がここにある。
そんな施設生活の1コマです。
9 関連リンク
(1)関係機関・団体等
(2)新型コロナウイルス感染症関連リンク
(3)令和3年度介護報酬改定に関するサイト
(4)求人・求職に関するサイト
② 社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会 宮崎県福祉人材センター