ニュースポーツガイド
フライングディスク
アキュラシー


ディスクゴルフ
個々にディスクを持った、1組3から4人のパーティーが各ホールに設けられた専用のゴールにディスクを入れるまでの投数の少なさを、通常18ホールの合計スコアで競います。
各ホールのティーエリアからティースローを行い、ディスクが静止した地点から、再びスローします。このとき、ディスクが静止した地点をマーカーと呼ばれるミニディスクでマークします。プレーヤーの足(または手、その他体を支える部分)はゴールからマーカーディスクの中心点を結んだ延長線上でマーカーディスクの後方30センチメートル以内になければならず、リリースするまでこのマーカーを越えてはいけません。
また、ゴールを中心に半径10メートル以内はパッティングエリアと呼ばれ、この範囲では、スローしたあとにマーカーディスクよりゴール方向前方に手や足を踏み出してはいけません。

ペタンク
用具

- ペタンクボール
金属製で、表面にストライプ(線の溝)が刻んであるものが多く、他人のボールと区別しにくいときは、色を付けて区別します。
重さ 650グラムから800グラム
直径 7.05センチメートルから8.0センチメートル - ビュット(目標球)
木製の球で、直径は25mmから35mm、重さは自由。目立つように、普通赤か白色に着色してあります。 - その他
メジャー(2メートル位のもの)、得点用紙、ボール拭き
場所
コートは平坦地で、ある程度固い土の上が理想ですが、砂の混じった敷地や、短く刈った芝生でも可能です。(コンクリートや固すぎる面は不適)
コートの広さ:最低幅4メートル×長さ15メートル位
人数
普通、3対3(トリプルス)で行います。ただし、2対2(ダブルス)や1対1(シングルス)で行うこともできます。
各プレーヤーの持ちボールは、トリプルスでは2個づつ、ダブルスでは3個づつとし常に12個を使って試合をします。シングルスでは各プレーヤーの持ちボールは3個とします。
対戦方法 | 一人の持ちボール | チームの持ちボール | ゲームで使うボール |
3対3 | 2個 | 6個 | 12個 |
---|---|---|---|
2対2 | 3個 | 6個 | 12個 |
1対1 | 3個 | - | 6個 |
ゲームの進め方
- 普通は3対3(トリプルス)で行います。
- ボールは1人2個づつ持ちます。
- コートは最低幅4メートル×長さ15メートルの平坦な土地に設定します。

- ジャンケン等で先攻を決めます。先攻のチーム(仮にAとします)の1人がコート内に直径35センチメートルから50センチメートルの円(サークル)を描き、両足をサークル内に入れ、ビュット(目標球)をサークルからコート内の6メートル以上10メートル以内に投げます。
- 先攻チーム(Aチーム)の1人目が第1球をビュットに近付けるように投げます。この時サークルの線を踏んではいけないし、また投げたボールが着地する前に足を上げたり、サークルから踏み出さないようにします。
- 次に後攻チーム(Bチーム)の1人が投げ、A・Bチームのボールを比較し、ビュットから遠いチームが相手チームより近くなるまでボールを投げます。
- ボールはビュットに近付けるだけでなく、ビュットや相手チームのボールに当てて、相手ボールをビュットから引き離すこともできます。
- お互いが全員ボールを投げ終わったら、1メーヌ(1セット)が終了です。ここで得点を数えます。
- 点数は、相手チームのベストボール(ビュットに最も近いボール)よりも、よりビュットに近いボールの数が味方の得点となります。
どちらのボールが近いかわからない時は、後で投げた人、またはチームメートがメジャーで測ります。 - 得点がわかったら、その都度勝ったチームがスコアカードに記入します。
- 2メーヌ以降は、前のメーヌで勝ったチームが先攻となります。勝ったチームは、前のメーヌ終了時のビュットを中心にサークルを描き、次のセットを開始します。
- 先に13点とった方が勝ちですので、どちらかが13点とるまでセットを繰り返します。
ただし、参加者や時間の関係で、得点や時間を制限することがあります。
ターゲット・バードゴルフ
用具

- ボール
プラスチック製のゴルフボールにバトミントンの羽が付いた形状です。- 全長10.5センチメートル
- 重さ27グラム
- ボールの部分の直径4.0センチメートル
- 羽根の直径6.5センチメートル
- クラブ
普通のゴルフクラブを使用しますが、ウェッジコースはピッチングウェッジ等1本に限定されます。 - スイングマット
ゴルフ用人工芝マットを使用します。しかし、コースによってはスイングマットを使用しなくてもよいところがあります。 - ホール
上部ホールをアドバンテージホール(傘を逆さにして立てた形)、下部ホール(合成樹脂の輪)をセカンドホールと言います。- 上部ホール 直径110センチメートル
- 下部ホール 直径86センチメートル
場所
コースはゴルフのように、地形の起伏、池、砂場、樹木のあるところなど変化を持たせて、9ホール以上18ホール設定するのが理想的ですが、場所の条件に応じてホール数、距離等を適切に設定します。
公認常設コースの場合は、ショートホール(パー3,約30から40メートル)、ミドルホール(パー4、約45から60メートル)、ロングホール(パー5、約60から80メートル)を設定し、パー36とします。
フェアウェイの幅は、3から6メートルを原則とします。
ハーフのパーは36を原則とし、ショート2、ミドル5、ロング2の9ホールとします。
人数
何人でもできます。基本的には4人1組です。
ゲームの進め方
基本的には、ゴルフに準じます。

- 第1ホールのスタート順をじゃんけん、くじ引き等で決め、スタートの第1打はスイングマットのティアップから始めます。
- 第2打からは、ホールに最も遠い人からプレーします。
スイングマットをボールの直後に置き、ボールを拾い上げて最前方に置いて打ちます。 - ボールをホールに入れると(ホールインという)そのホールは終了です。
- 上部ホール(アドバンテージホール)に入った場合は、打数の合計、下部の輪(セカンドホール)に入った場合は、打数の合計に1を加算したものがスコアになります。
- 全員がホールインすると次のホールへ進みます。
- 2ホール目以降の打順は、前ホールでスコアの一番少ない競技者から打ちます。同点の場合は、前ホールの打順に従います。
- 全ホール終了した合計打数の少なさで順位を決めます。
インディアカ
用具

- ボール
インディアカとよばれ、平らな白いボールに、赤い羽根がついています。
全長25センチメートル、重さ50グラム - コート
コートの広さは、長さ13.40メートル、幅6.10メートル(バトミントンのダブルス、シングルス兼用コートの外側ライン) - ネット
バトミントン用ネットネットの高さ 高さ 男子及び混合 2.15メートル 女子及びシニア混合 2メートル シニア 1.85メートル
場所
体育館、グラウンドなどで行いますが、ボールが軽いため、風の強いときの野外でのプレーは困難です。
人数
1チーム4名で、1セットにつき3回を限度として競技者の交替ができます。
ゲームの進め方
基本的には、ゴルフに準じます。

- ジャンケン等でサービスまたはコートを選ぶかを決めます。
サービス権を得たチームの後列右の競技者が自陣コート右後方からアンダーハンドでサーブします。
サービスは1回とし、失敗するとサーブ権が相手に移ります。
相手チームに打ち込まれたインディアカを3回以内(ネットにインディアカが触れたときはさらにもう1回)のプレーでネットを越して相手側のコートに打ち返します。レシーブ、パス、アタックを交えてラリーを続けます。
- 次のプレーは反則となり、反則のなかったチームの得点になるか、サービス権を得ます。
- インディアカを打ち返せず、自陣コート内に落としたとき。
- 打ったインディアカがコート外に出たとき。
- インディアカが肘から先以外に触れたとき。
- インディアカがネットの下を通ったとき。
- 競技者がネットに触れたとき。
- 競技者がネットを越してプレーしたとき。
- 同一チームが4回以上、同一競技者が続けて2度以上インディアカに触れたとき。
- 両手打ちはドリブルとなる。
- インディアカをすくったり、持ち上げたり、押しつけたり、静止した場合はホールディングとなる。
- 各セットは21点先取制とします。20対20になったらジュースとなり、そのあと2点を勝ち越したチームがそのセットの勝者となります。
得点は、ラリーポイント制で行います。 - 3セット・マッチで、2セット先取したチームが勝ちです。
- コートは、セットごとに交代します。ただし、第3セットは、いずれかのチームが11点先取したとき交代します。
カローリング
用具

- ジェットローラー
カラフルな橙、青、緑、黄、黒、赤の各色2個の計12個 - ポイントゾーン
- 専用スコアカード
場所
体育館、講堂、公民館、オフィスなど身近なフロアで、木面、ゴム面、樹脂タイルなど平らな床面ならどこでも利用できます。
人数

ゲームの進め方
- 1チーム3人で、ジェットローラー6個(6色)を使用します。
- ファーストプレーヤーは、橙、青のジェットローラーを投球し、次に副主将が緑、黄、最後に主将が黒、赤の順序で相手チームの競技者と1個ずつ交互に投球します。

バウンドテニス
用具

- ラケット
テニスのラケットよりグリップの短い、バウンドテニス用ラケットを用います。全長50センチメートルです。 - ボール
軟式テニスより一回り小さいゴム製ボールで、直径5.7センチメートル、重さ30グラムです。 - ネット
専用ネット、支柱が販売されています。高さ50センチメートルです。
場所
コートの広さは、幅3メートル、長さ10メートルの長方形で、ネットは中央に張り、高さは50センチメートルです。
体育館、運動場、駐車場などどこでも利用できます。専用の人工芝コートもありますが、専用コートがない場合は、白いテープを張ったり、チョークなどで白線を引いたりします。
人数
シングルス(1人対1人)、ダブルス(2人対2人)、ラリー戦(6人一組)
ゲームの進め方

- テニスとほぼ同じです。
ゲームには、シングルス、ダブルス、ラリー戦の3種類があります。
ダブルスでは、4人が交互に、順序どおりボールを打たなければなりません。
ラリー戦は、1チーム6人が2組に分かれ、順番に打ち合い、決められた時間(1分間)内に、何回ラリーが続いたかを競います。1分間のラリーを2回行い、その合計回数をチームの得点とします。ボールはノーバウンドで打ってはいけません。
- サービスあるいはコートの選択は、ジャンケン等で決めます。
- サービスは腰の高さより下(アンダーハンドサービス)で打ち、初回は、右対角に行います。
サービスは1回です。ネットに触れて相手コートに入ったときはやり直します。 - サーバーは、必ずサイドラインとセンターラインの仮想延長線の間でベースラインの後方から両足を地面につけて、フォアハンドでサーブしなければなりません。
- 全てのプレーヤーはサーバーのラケットにボールが接する以前にコート内に入ってはいけません。
- サービスのレシーブは、ワンバウンド後に行わなければなりません。
ラリーは、ノーバウンドで行ってもかまいません。 - ダブルスのゲームは、4人が交互に打たなければなりません。
- サービスは、1ゲーム(4ポイント先取)ごとに交互に行います。
- チェンジコートは、奇数ゲーム終了後に行います。
- 勝敗
- 試合は9ゲームです。
- ゲームは、4ポイント先取した方が勝ちです。ただし、3対3のときはジュースとなり、その後は2ポイント連取した方がそのゲームの勝ちです。5ゲーム先取した方がその試合の勝ちです。
- 次のような場合は失点となります。
- サービスを失敗したとき。
- 相手のコート外にボールが落ちたとき。
- ボールがネットにかかったとき。
- 自分のコートにきたボールを打ちそこなったとき。
- 2度以上バウンドしてから打ったとき。
- サービスされたボールを、ノーバウンドで打ち返したとき。
- ダブルスで、パートナー同士が、交互に返球しなかったとき。
ソフトバレーボール
用具

- ボール
日本バレーボール協会認定のソフトバレーボール(ゴム製、重さ210グラム、円周約78センチメートル)を使用します。ただし、ミニ・ソフトバレーボールは、重さ150グラム、円周約64センチメートルです。 - ネット
バドミントン用ネット、または、日本バレーボール協会認定のソフトバレーボール用ネットを使用します。
アンテナはネットの上端から1メートル上方に出るよう1個ずつ支柱の外側に取りつけます。
ネットの高さは、2メートルとします。ミニ・ソフトバレーボールは1.80メートルです。
場所(コート)
体育館、グラウンドなどで行います。
コートの広さは、区画線を含んで長さ13.4メートル、幅6.1メートルとします。一般的には、バドミントンのシングルス、ダブルスの兼用コートの外側ラインを利用します。
ネットの高さは2メートル、ただし、ミニ・ソフトバレーボールは1.8メートルとします。また、ネット上端から1メートルのアンテナが出るようにします。
ゲームの進め方

- ジャンケン等でサービス権を決めます。
- サービスは1回とします。
- サービスは、自陣コートのエンドラインの後方から、アンダーハンドで打ちます。ただし、 ミニ・ソフトバレーボールの場合は、コート内の所定の位置から打ちます。
- サービスは、相手チームにサービス権が移行するまで、同じプレーヤーが続けて打ちます。
- 各チームは、ボールを自陣コート内の床面に落とさないようにし、ネットを越してお互いに打ち合います。
- 各セットは、15点のラリーポイント制とします。14対14のときはジュースとなり、2点差がつくまで行います。
ただし、17点打ち切りとし、17点を先取したチームが勝者となります。 - 3セットマッチ制で、2セット先取したチームが勝者となります。
- コートは、セットごとに交代します。
ただし第3セットは、いずれかのチームが8点先取したとき交代します。
ウォークラリー
用具

- コース図、鉛筆など
コース図、鉛筆などがあればよい。
場所
自然の山野や自然公園などを利用します。地域の町並みで行うこともできます。
ゲームの進め方
3から6人で1つのチームを作り、主催者側が渡すコース図によって、途中でいくつかの課題を解きながら、3から8キロメートルを歩きます。
速さを競うのではなく、きめられた時間に近いタイムで、正しい回答を多くしたチームが勝ちとなります。

- コマ図(コース図)の1から順に、●(現在地)→(進行方向)に歩く。
- コマ図は、東西南北が一定せず、地図のように北が上ではありません。
- コマ図とコマ図の間は、ほかの道があっても次のコマ図まで道なりに直進します。
- ☆は課題の場所を、CPはチェックポイントで課題の番号を示します。
- 課題の答えはグループで相談して決め、施設や他人に聞いてはいけません。
- ゴールは、グループ全員が到着し、チェックカード(記録用紙)の提出でゴールとします。
卓球バレー
卓球バレーは、京都市の鳴滝養護学校(当時)で始められた競技で、ルールや用具の改善、工夫しながら現在に至っています。
卓球台が1台あれば、椅子や車椅子に座ったままでできるので、子どもから高齢者まで誰でも容易に始められます。
設備・用具

- 使用台
「日本卓球ルール」に規定するテーブルを使用します。 - 使用ボール
直径が4.0センチメートルの卓球ボールの中に0.6グラムから0.8グラムの金属球4個を入れたものとします。 - ネット
テーブルの中央に、エンドラインと平行して、ネットの下縁がコート面より5.7センチメートルの高さに張り、サイドラインから一定距離のネットに、アンテナをたてます。(サポートを支える金具部分の先端より垂直にネットの上縁まで) - サポート
ネットを支えるサポート立てをテーブルにとりつけます。 - ラケット
- 縦、横とも30センチメートル以内の大きさの板(木製)で、かつ平坦で硬くなければいけません。
- ラケット保持のための最小限の加工は許されます。
- 車椅子または椅子
競技者は車椅子または椅子に座って競技しなければなりません。
チームおよび競技者

- チーム
- 1チーム6から12名の競技者で編成します。
- 6名のプレーヤーよりなり、そのうちネット側2名をブロッカー、他の4名をサーバーとします。
- 監督・キャプテン
- チーム登録メンバーの中に必ず監督を、競技者の中にキャプテンを置きます。
- 監督は作戦タイム(1セット1回、30秒)及び競技者交替を要求できます。
- キャプテンは競技者を代表して主審に対し発言することができます。
但し、競技に参加していない場合は別にゲームキャプテンを定め、その任務を代行します。 - 両チームのキャプテンは試合の開始に先だちコートを選ぶか、最初のサービスをとるかについてトスを行い、勝ったチームのキャプテンがどちらか一方を優先的に選択することができます。
勝敗・得点
- 1セットは15点とし、3セットマッチで2セット先取したチームを勝ちとし、デュースは行わない。
- 得点は全得点法(ラリーポイント制)とします。
サービス

- サービスは主審の合図から5秒以内に行い、サーバーの正面のエリア内にボールを静止させ、ボールから手を離して打ち出すものとする。またボールはネット(支柱も含む)に触れることなく相手コートに達するものとする。
- サービスはネットぎわの者(ブロッカー)を除いた残り4人(サーバー)で主審側から順番に行う。
2セット目以降のサーブは、前のセットで最初にしなかったチームから行う。 - 各チーム1本ずつ交代で行う。
- サービスの反則
- 正規のサービスを行わなかったとき。
- 正しい位置からサービスを行わなかったとき。
- サービスのときボールから手を離さず行なったとき。
- ボールを静止させずに行なったとき。
- 5秒以内に行わなかったとき。
- 故意による空振りやフェイントをしたとき。
- サービスしたボールがネットや支柱にあたったとき、あるいはネットを越えたとき(アウト)。
- サービス順をまちがえたときは次のように判断する。
- 気がついた時点で正規の順に戻るが、それまでの得点は有効とする。
- サービスが始まってからのアピールは認めない。
打球
- ブロッカーはサービスされたボールを1打で返してはいけない。(サービスブロック)
- 相手コートへ3打以内に返さなければならない。但し、3打目のボールがネットに触れた場合は4打まで打ってもよい。
- 有効な打球とは、打球されたボールがネットの下をくぐり、相手コートに達した(触れた)場合をいう。サービス以外はネットに触れても、ネットの下をくぐるボールは全て有効である。
- ボールを打球するとき、ラケットが身体から離れても、ラケットとボールが触れるときにラケットが握られていれば、その打球は有効である。但し、離れたラケットが相手のプレーの妨げになったと見なされた場合はその限りではない。
反則
(次の場合、相手側に1点を与える)

- サービスミス
正規のサービスが行えなかったとき。 - サーブブロック
ブロッカーがサービスされたボールを直接、相手コートに返したとき。 - ボールアウト
相手コートにボールを返すことができず自分のコートから打球が出たとき。
相手コートに入ったボールがバウンドせずにコートから出たとき。 - オーバータイムス
3打(3打目がネットに触れたときは4打)以内で返球できなかったとき。 - ドリブル
1人の競技者が連続して2回触れたとき(但し、ネットに触れた場合はもう1回だけボールに触れることができる)。 - ホールティング
ボールを押さえたり押し出したりしたとき。 - オーバーネット
ネットの上や下から相手コート内にラケットや身体の一部がでたとき。 - タッチネット
ラケットや身体が支柱やネットに触れたとき。 - サポート
打球したボールが支柱やアンテナ、その間のネットに触れたとき。
または、支柱とアンテナの間の空間を通過したとき。 - ストップボール
自分のコート上でボールが静止したとき。 - ボディボール
コート上でボールが競技者にあたったとき。
ラケットの範囲以外で打球したとき。(ラケットの範囲とは、ラケット及びラケットを保持する手首まで) - スタンディング
競技者が車椅子または椅子から臀部を浮かしたり、車椅子または椅子を動かして打球したとき。 - インテンションファール
打球後、ラケットをわざと手から離したとき。
コート上のボールを故意に吹いたり、あおいだりしたとき。
その他、競技者として相応しくないプレーをしたとき。
その他
- ラリー中の空振りは原則として認めるが、ボールに影響が出たときは、主審の指示に従う。
- 台の継ぎ目でボールが止まったときや、変則的なバウンドしたときは、主審の判断でノーカウントとすることができる。
オーバルボール
オーバルボールは、卵型の楕円球のボールを、コートの前方の得点ゾーンに転がし乗せて得点を競う競技です。室内で7メートル四方のスペースがあればどこでも設置でき、どなたでも楽しむことができるスポーツです。
用具及びコート
- 用具
- ボール:楕円球(黄・赤・白・緑 の4色)各4個(プラスチック製) 重量約360グラム
- レーンマット:2方向と4方向の2種類があります。
- コート
室内で7メートル四方のスペースであればどこでも設置できます。

人数と持ちボールの数
競技人員は、1チーム1名から5名程、4チーム(2チームでも可)にて競技します。
4チーム対抗のセットでは、2名から16名までプレーが可能です。
ボールは1チーム1色とし、4個のボールを使用します。
ゲームの進め方

- 各チーム1人の競技者が4個のボールを、1個ずつ順番に時計回りに、中央のリンクに転がし入れる。すべてのボールを転がし終えたら、得点を計算し1回戦を終える。
- 1度転がしたボールは、最後の1球を転がし終えるまでそのままにしておき、転がし終えたボールが、他の移動球によって移動してもそのままにしておく。
- 2回戦は、競技者を交代し1回戦同様に競技を行う。(この時転がす順番は、前の競技で得点の多いチームが最初に転がす、後順次時計回りに競技する。)
- すべての競技者が競技を終えたら、総合得点を計算し勝敗を決める。
得点の数え方
中央枠(赤)...5点
第2枠(黄)...3点
第3枠(緑)...1点
それぞれのチームの合計得点を集計して得点とする。
チーム名 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 | 総合得点 |
黄チーム | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
赤チーム | ||||||
白チーム | ||||||
緑チーム |
留意点
- 高齢のかた、体の不自由なかたは第2ラインから競技してもよい。
- 危険防止のため、あまり強く転がさない。
スカットボール
スカットボールは、ボールをスタートラインからスティックで打って得点穴に入れて得点を競う競技です。室内でも屋外でも7メートル×2メートル四方の平らなスペースがあればどこでも設置でき、どなたでも楽しむことができるスポーツです。
用具及びコート
- 用具
- スカット球(赤・白 各5個ずつ)
- スカット台
- スティック
- マット
- コート
- スカットボールマット
室内でも屋外でも7メートル×2メートル四方の平らなスペースであればどこでも設置できます。
- スカットボールマット

人数と持ちボールの数
- 競技人員は、1チーム1名から5名程度、何チームでも可
- スカットボール(赤・白各5個のボール)
ゲームの進め方

- 赤チームと白チームに分かれ、先攻・後攻をジャンケンで決めます。
- スタートラインからスティックで赤チーム、白チームの1人が交互にボールを打ち、10個すべて打ち終えたら得点を計算する。次に先攻後攻を交代し再びボールを打ち、すべて打ち終えたら合計点を計算し、1回戦を終了する。
- チーム人員が複数の場合は、人数分繰り返し、すべての競技終了後、総合得点で勝敗を決めます。
- パーフェクトチャンスとして持ちボール全部スカット台の穴に入った場合、さらに1回分打つことが出来、得点が加算されます。
得点の数え方
スカット台の得点穴(1点から5点)に入った合計点数を計算する。
チーム名 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 | 総合得点 |
赤チーム | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
白チーム |